歯科金属アレルギーとは、口腔内の金属が口腔粘膜や消化管から吸収され、血行性に全身に運ばれて到達した部位で皮膚アレルギーを起こす『全身性接触皮膚炎』です。 現状では残念ながら歯科金属アレルギーの原因とメカニズムが明らかとなっていません。 そのため現時点で確かに言えることは、『歯科金属アレルギーによって発症・憎悪する疾患がある』ことと『歯科金属の除去によって軽快する疾患がある』ということだけです。 当院では、アレルギー疾患に苦しむ患者さまに少しでも良い治療を提供するために、皮膚科専門医と協力して診療を行っています。 医師による適切な治療を1か月以上受けても、症状が改善しない場合には、より専門的な対応が必要であり、その1つとして歯科金属アレルギーを疑うことが必要となりますので、お気軽に当院にご相談ください。 |